農作業のおぼえがき(田植え、唐辛子畑)

いつの間にか5月になり、だんだん農作業が忙しくなってくる。
移住して1年が経った。1年前の今は何もわからず、ただ義父さんの後を付いて回るだけだった。今もほとんど変わってないけど。
昨年の手帳を頼りに何となく1年の動きを思い出してみたりしている。

まず田植え。我が家では、苗を育てる所からやっている。今年は愛子さんが義父さんに張り付いて育苗のやり方を取材、勉強してくれた。
僕は毎日の苗の水やりを日課にしたけど、この4月は風邪で何日か寝込んでしまい、水やりができない日もあった。
昨年経験できなかった代掻きは、今年は経験できた。ただし、代掻きの当日に友人との約束があり、早朝から朝にかけての肥料を蒔く作業を手伝って、友人との用事に駆けつけ、昼食を終えるととんぼ返りして代掻きを手伝った。やっとかないと解らないままになる。
義父さんがトラクターで均して行く後を、トンボのような農具を使って見よう見まねで手作業で均していった。とても何かの役に立ってると思えないが、やらないよりマシだ。

今年の田植えは5月4日だった。5日が雨と分かり、前倒しでやることになった。
育てた苗に、防虫剤を振りかけ、トラックに積んで運搬。それを義父さんが田植機で植えて行く。僕にできるのは、苗の用意と、トラックの運搬。育苗の後片付けくらい。最後に田植機を使わせてもらえた。楽しかったけど、難しくもあった。
体はほとんど回復していたけど、この何日かで体重とともに筋力、体力がけっこう落ちていて、少しの作業が体にこたえた。
体力づくりもかねてお墓の草抜きや、山を草刈り機で刈ったりした。我が家では草を刈った後、カッターで粉砕して堆肥にする。この作業が大変だ。これから夏に入っていよいよ草刈りが大変になる。
今年初の草刈りはあまり頑張りすぎず、少しの範囲だけをやった。それでも午前中仕事をすると、昼がしんどくなった。そういうときは思い切って昼寝した。

去年から、畑で佐藤さんの唐辛子づくりを手伝わせてもらっている。
去年は何も分からず、手探りだったが愛子さんと2人何とか出荷(といっても佐藤さんが我が家まで取りに来てくれる)までたどり着けた。
今年は去年より少し広い面積で唐辛子を作る。このために義父さんがわざわざ新しい畑をこしらえてくれた。そこを苗が植えられる状態にする。
指定された肥料を蒔いて畑全体を耕す。そのあと畝を作ってマルチを設置する。畝づくりは深く掘りすぎたら後があんまりよろしくないと分かったので次回は気をつけよう。

季節はどんどん過ぎていく。
また忙しい日々がやって来る。

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