イチローについて

先日、イチロー選手の引退ドキュメンタリーをたまたま観ました。
私は、野球に全く興味がありませんがイチローは好きです。
イチローの言葉で印象に残っているのは、WBCのドキュメンタリーで語られていたものです。

『観客には結果でしか示せない。しかし、チームメイトやスタッフには、自分がつらい時にどう振る舞うかで示す事ができる』

こんなことがサラッといえる人はそんなにいないでしょう。
その当時イチローは、トーナメント中ずっと不調で、思うような結果が出せずにいました。
その時に彼が何をしていたかというと、毎日誰よりも早くグラウンドに入って練習をする事。試合中、自分の出番があろうとなかろうと、常にウォーミングアップしてマウンドに立てる準備をし続けた事でした。
つまり、いつものイチローをひたすら貫いたという事です。

その姿勢は逆に日本チーム全体を奮い立たせ、メンバーはイチローのスタイルを真似したりして、無言でその背中を応援し続けたそうです。
その結果、イチローは決勝戦で勝敗を分ける大一番で見事なヒットを打ち、チームを優勝へ導いたのです。
野球に興味がなくても、この試合に感動できない人はいないでしょう。

圧倒的な技術力・表現力はそれに興味がない人をも魅了する
これは「ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語」という映画を観て、僕が感じた真理です。
イチローの場合、技術力はもちろんですが、最も圧倒的なのは野球に対する姿勢です。

なんか映画に似ている。
いい映画と言うのは、例えば野球の映画なら、野球を描きながら野球を描かない。
野球という題材を通して、普遍的なメッセージ折り込んでいく。野球を通して、そこにある社会、そこに生きる人間たちのドラマを描き出す。それがいい映画だと思っています。

イチローの野球はそれと同じだから、誰が観ても感動できるんだろうと思います。

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