いいものが　できればやっぱり　うれしいね

今年はぶどうの収穫が例年より早く始まった。
出来も良くて、ほんとうに良いぶどうがたくさん実っていた。

出荷も半分以上終わって、終盤になっている。
朝はなるべく早く起きて、収穫や出荷の準備をして仕事に行く。

帰ってきて、時間があったら圃場の掃除(落ち葉拾い)をしようとするけど、もう夕方は暗くてよく見えない。
それに中腰だとすぐに腰にくる。

先日、また坐骨神経痛が悪化して整体に行った。
とても腕のいい整体の店なんだけど、スタッフ全員がものすごい体育会系で声もデカくてなんとなく苦手。
たぶん、仕事前に全員集まって変なポジティブ教訓を大声で言ってるはずだ。
でも、腕は間違いない。一撃で治る。

出来栄えでいえば、今年の「元気のでるカレンダー」の出来栄えはどうなんだろう。
はっきり言って、よくわからない。毎年、良いのか悪いのかよくわからない。

しかし、今年はイラストのやり直しがあんまり出なかった。

「元気のでるカレンダー」は絵と言葉による作品である。だから一応、言葉選びは気を遣っている。
いつも思うんだけど、NHKでやってる「ダーウィンが来た！」の一番最後の「川柳」って秀逸だよな…。
「マヌール」という猫キャラのアニメで来週の告知をした後、川柳が出て番組が終わるんだけど、この川柳がとても素晴らしい。ゆるい内容なんだけど、ちゃんと五七五に収まっていて、良い感じにまとまっている。
変にうまい事を言いすぎず、だけど絶妙に「うまい」というさじ加減。
マヌールにゃ敵わねぇ…

一応、「元気のでるカレンダー」も言葉選びには気を遣っている。
どうせなら、絵を見て元気になってほしいし、言葉を読んでクスッと笑ったり共感してほしい。
まぁ今回、クスッと笑える内容の絵があったかどうかわからないが…。

そういえばもうすぐ某美術館で、漫画家のイラスト展があるんだけど、
ブログかなんかで連載してるマンガが口コミで人気になって出版されるとかよく聞くけど
チキショーって思うよね。
おれなんか、何連載しても誰も振り向いてくれねーし、気づかれもしねーよ。どーせ。

それで地方の美術館で展示までしてもらえたら、もう最高でしょうね。
我々が配ってる倍以上のチラシが、勝手にいろんなところに配布されて、貼られまくってるわけですよ。良いよね、売れてるやつは。

という、卑屈な内容で終わります。
さようなら。