展示会の風景 15

元気の出るカレンダーはたくさんのリピーターさんによって支えられている。
いつの間にかこの原画展会場がリピーターさんとの再会や、新しいお客さんや作家さんたちとの交流の場になっているということに気がついた。
1年はあっという間にすぎていくけど、原画展をすれば、そこにいつものみんなが集まって無事を確認しあったり近況報告ができたりする。新しい出会いがあり、次につながっていく。
元気のでるカレンダー原画展は、変な猫の絵を見るだけではなく、人つなぎ・人つながりの場にもなっているのだ。続けていて良かった。

こちらのご家族もそんなリピーターさんの中の1組。
昨年は手前ですやすや眠っている赤ちゃんは、お母さんのお腹の中だった。
このご家族にとって今年1年間は、新しい命の誕生という嬉しさと同時に、2人の子育てでとても大変だったはずだ。自分の時間も少なく、外に出る時間もあまりない中で、こうやって今年も家族全員で来ていただいて本当にありがたい。
カレンダー展に滞在している間は、せめて子育てから解放してあげたくてベビーカーを押させてもらった。とてもおとなしい赤ちゃんで、ベビーカーを揺らしていると寝てしまった。
お父さんの方は去年と同じように娘さんを抱っこしている状態だったけど、ほんの数分でも日常の大忙しを忘れてゆっくりしてほしい。と思った。

こちらが去年の写真。
こうやって見比べてみるとおもしろい。

どうやら猫たちも旅立った先でそれなりに働いているようだ。
来年1年間、また一生懸命働いてくれよ。猫たち。

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