展示会の風景7

「元気のでるカレンダー2022 原画展」は、たくさんのリピーターさんによって支えられている。
そして、縁あって知り合った方が新しいリピーターさんになることも。

今回、来てくださったのは、ピアノの調律師さん。
長船から高梁にやってきた古いピアノの修理と調律をしてくれた人だ。
そのピアノは「奇跡のピアノ」と名付けられ、今もにこが弾いている。

昨年のカレンダー展にわざわざ夫婦で来てくださり、今年も2人で来てくれた。

ねこイラストのプレゼントをするとき、いつもお客さんにイラストの希望を聞いている。
その時、奥さんが選んだのが、
「報われぬ すべての苦労を 称えたい」だった。
このイラストは今年の5月のイラストに採用されている。

このイラストでは、おもちゃを片付けた端から子ども達が散らかしていく情景が描かれている。ここでの「報われぬ苦労」は、「子育てする親の苦労」というものだ。

しかし、元のアイデアはそうではなかった。

これが元のアイデアである。実はこれは、医療従事者の方への応援メッセージのつもりで考えたものだ。しかし、そういったことはこのブログ以外では触れていない。
元のイラストにも、特に「医療従事者の方へ」といったようなことは分からないようにしてあるつもりだ。
その理由は、イラストの役割を特定のものに限定したくないということと、どんな人にも当てはまるものにしたいということである。

さて、調律師のご夫妻の奥さんが選んだイラストについてだが、奥さんが選んだのは、この元ネタの方の「すべての苦労を称えたい」だった。
そしてこの方は、看護師さんをされているということだった。僕はあえて、このイラストが医療従事者の方に向けて描いたものとは伝えなかった。しかし、奥さんが自然とこれを選んだことに感銘を受けた。
「職場に飾って眺めていたい」と言ってくれたのもありがたかった。
メッセージが届いたんだなと思った。
カレンダーやポストカード。ねた帳など、猫たちはいろんな形に姿を変えて旅立っていく。
旅立った先でどんな仕事をしているか僕には分からない。
ネットで買ってくれる人もいるし、県外の雑貨店で買ってくれる人もいる。
そういった猫たちは、みんな旅先で仕事をしている。

医療従事者のもとへも、また新たに猫が旅立っていった。
彼らの活躍を期待するばかりである。

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