展示会の風景5

岡山市在住のフォトグラファー白井さんは、僕が活動をはじめた最初の頃からの付合いだ。
京橋朝市のアート村に出展したのがきっかけで、そこから10年以上経って、お互いにクリエイターをしている。といっても、白井さんの活動内容に比べれば、僕は全然大したことない。
人をつなぐ。地域をつなぐ。写真を通じてそういった取組を一貫して続けているというところはすごい。
今回も、西日本豪雨の今を追った写真展示に奔走したその帰りにカレンダー展に寄ってくれた。
被災した写真を復元するワークショップとか、実際に被災した人と展示会場で再会したりとか。
規模がでかい。
そして目指すものが違う。
カレンダーが何冊売れたとか、インスタにいいねが何個ついたとか、そんな小せぇことどうでもええがな。と、つい思ってしまう。

昔の日本人は、儒教の思想が入っていたから、仕事にしても学問にしても
「世のため 人のため」
ということを自然と考えて行動できていた。今、何かを志すとき、そういうことを考えてる人ってどのくらいいるんだろう。
もちろん、今だって世の中のためと思って仕事してる人はたくさんいると思う。しかし、何にでもお金がかかって、常にお金の心配が必要な世の中で「世のため、人のため」って思える心の余裕がどのくらい残ってるのかな。

学校の先生は、子ども達のため
警察の人は、市民のため
看護師さんは、患者さんのため

すべての仕事はそういう単純でまっすぐなものから始まったはずだけど、今は、「それでいくら稼げるのか。」「働き方はお金に見合っているのか」「キツいのか」という考えの方が優先されている。もちろんそれは大事なことだ。
しかし、今のように極端なお金中心の物の考え方は、とても窮屈に感じる。

生きていくためにお金は必要だ。
しかし、「世のため、人のため」という思いも大切にしたい。

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