『人はあれこれいうけれど』ある社長のはなし

製本時代にはいろんな社長に出会った。
そんな中で感じたのは、社長になるような人ってやっぱりどこか普通じゃないという事だ。

先日、そんな製本時代に出会ったある社長が仕事のことでわざわざ高梁まで来てくれた。
この社長はもう80歳近い年齢で、見た目は温厚なおじいさんといった感じの人だ。

僕がこの社長についてすごいなと思うのは、
いつも「なにか新しい事ができないか」と思案している事だ。

新しい事を何か思いついても大抵はうまくいかないし、予想もしないトラブルがついてくる。
それでも、とにかく形にしてみれば、それ自体は経験値になる。

こんなことしたらどうかな?という小さなアイデアは出ても、具現化する作業はめんどくさい。
明日やろうと思っているうちに年が明けて忘れてしまう。
そんなことがほとんどだ。
だから、どんな小さなアイデアでも、どんなつまらない発想でも
実行している人はすごいと思う。

そして、雨の日も晴れの日も、いつでも次のアイデアを考えている人もすごい。
この社長はそんな人だ。
なんでそんな思考を保てるのだろう。

しばらく考えた結果、出た結論は『その仕事が好き』ということだ。
この社長は会社の誰よりも、自分とこの仕事が好きなのだ。
だからいつでも新しい事に思考を求められるし、高梁まで来たりできるのだ。

儲かることも、もちろん大事だけど、これくらい仕事を愛せるってのはやっぱりすごい。
とそんな事を考えた1日だった。

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