元気のでるカレンダー2022 完成しました

今年も完成。
「元気のでるカレンダー 2022」が納品された。
毎年、6月には入稿しようと言っているが、なかなかそうならない。それでも今年は早くできたと思う。

今年は目立ったミスもなく(今のところ)、いい仕上り。
今年のネタ帳は春先には出そろっており、早い段階から選定に入ることができていた。
苦労したのは本番の描きおこし作業。
ここでやり直しが続出。12案の内のほとんどがやり直しだった。しかし、選定者である愛子さんの説明もよく解り、つまり『イラストの線にのびがない』ということが、描き直すとよくわかった。
アイデアを出す時の絵は、落書きに近い心境なので、線がいい意味で緩んでいる。しかし、本番はそれなりに緊張するもので、どうしても硬さが出るようだ。紙も和紙に変えるのでそれも影響しているかもしれない。
多い時は1つのイラストを12回描き直した。

今年、ひそかに人気があると思っているのが8月のイラスト。このイラストに関しては、イラスト、言葉、下の句すべてやり直しをしている。
やり直した感がまったく伝わらない感じがポイント。

実は毎年まじめに考えているのが、最後の部分。「今年のテーマ」
このカレンダーを観ても、ほとんどの人は半笑いだと思うし、ふざけてやっているようにしか見えてないと思う。しかし描いている人は、真剣に描いている。
今年のテーマは、「多様性」に対する自分の意見を述べたつもりだ。このテーマだって、人によっていろんな受け取り方をされるだろうけど、このカレンダーはそれなりに一生懸命作ってますよという証であります。

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