194展

7月11日までの「194展」に行ってきた。
角南育代さんの絵画と、まひろ亜希さんのショートショート194作(その後新作が追加されていた)が展示されている。
続き物が194作なのかと思ったけど、そうではない。
角南さんの作品からインスパイアを得て、194作のショートストーリーを考えているのである。
これは、完全に商業目的ではなく、ある種の執念と、創作しようという意気込みだけで成されたものだ。
イラストのネタが最近、本当に思い浮かばなくなったけど、発想を得るためのものはいくらでもあるぜ。と思わせてくれる。
こんなこと書いたらウケるかな。こんな絵なら売れるかな。こんなネタだったら嫌われないかな。とか生ぬるいこと考えてんじゃねぇ。と自分自身に対して思った。
角南さんは、4人の子育てが終わった40代から創作を始めたそうだ。
岡山の作家さんで角南さんを知らない人はいない。それほどいろんな所に作品を出し、いろんな企画展やグループ展に参加している。
僕にはそんなアグレッシブさはない。
やっぱり、このくらいのエネルギーがないとだめだな。といつも思う。

角南さんは、いつもカレンダー展に来てくれる。それは、僕がDMを出すからだ。僕は作家さんにDMをもらっても行かないことが多い。距離や仕事を言い訳にして、大抵、行かない。
しかし、行くべきであると思ったので、「194展」に足を運んだ。
僕は、知っている人がイラスト展に来てくれたら嬉しい。知らない人でも来てくれたら嬉しい。だから僕も行こうと思う。

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