高梁市立図書館「折り本をつくるワークショップ」

正月も終わり、仕事としての1月が始動して最初の日曜日。
昨年から着々と準備していた企画「折り本を作るワークショップ」が開催された。

場所は高梁市立図書館。この場所では2回目の手製本ワークショップだ。
「折り本」というのは今では主に御朱印帳に用いられている製本。

これまで色々な場所で開催してきた製本ワークショップの中でも一番人気の高いものだ。

ホワイトボードに看板を描いてくれているのは8歳の長女。
一緒に行きたい!と言ってくれたので付いてきてもらった。


このワークショップで一番楽しいのは、なんといっても表紙。
上の写真は表紙を彩るための素材。
好きな素材を切り貼りして自分だけの1冊が作れるのだ。
本文の作製ももちろん楽しいけど、参加者がもっともこだわるのがオリジナルの表紙づくりだ。



既製品として買うなら、オシャレなものや可愛いものを選ぶけど、
自分で作るからこそ、手作り感あふれる1冊にしたい。
自分で作ったものだから、この1冊をどんなことに使おうかとワクワクできる。

小学生から大人まで、参加者の年齢は様々。
でも作る楽しさは一緒。普段あんまりできないからこそ楽しいひととき。


同じ素材を使っているのに、不思議と似たものは1つもない。
その人の性格や感性が出るからなのかな?

見ているだけでお腹が空いてきそうな山盛りご飯と梅干し。
子どもならではの発想。こんな大胆なものは思いつかない。予定の作業時間を越えて没頭した1冊。

コロナに負けないように。という願いがこもっているとのこと。
子供たちもいろんな思いをもって生活しているんだな。

我々はいつも、楽しんでもらえるかな?とか忘れ物ないかな?といったことが気になる。
場所を提供してくれた主催者の方にも失礼があってはいけない。
何回やっても開催日の前日は心配事がたくさん頭に浮かんでくる。

しかし、参加してくれる皆さまはいつも、予想以上の作品で感動させてもらえる。
子どもたちの無邪気で自由で元気いっぱいな作品。その子ども達より夢中で作っている大人たち。
今回もとても素敵な時間になった。

予定していた時間を少し越えて、バタバタと片付け。15時に終わるはずがすっかり夕方に。
帰り道、ファミレスでささやかなお疲れ会。
僕と妻、手伝いにきてくれた8歳の長女と3人で。

仕事ばかりでろくに遊びに連れていってやれない娘に、せめてチョコレートパフェ。
たくさん手伝ってくれてありがとう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


未分類

前の記事

農作業のおぼえがき
未分類

次の記事

ストウブで米を炊く